猫種図鑑 No.03アビシニアンAbyssinian / 通称「アビ」
つま先立ちで歩く、バレエキャット
古くからいる猫種のひとつで、1871年にイギリスのキャットショーに出た「ズーラ」が最初の記録とされる。名前はエチオピアの旧名アビシニアにちなむが、CFAの解説では遺伝子研究によりインド洋沿岸や東南アジアが起源と考えられている。一本の毛に何色もの帯が入る「ティックド」の被毛が、光を受けてきらきら輝く。
| 呼ばれ方 | 「バレエキャット」長い手足で、つま先立ちのように軽やかに歩く姿から「聖なる猫」古代エジプトの壁画の猫が祖先といわれることから |
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| 原産・発祥 | 諸説あり(名前は旧アビシニア=エチオピアから) |
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| 毛の長さ | 短毛 |
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| 大きさ | 中型 |
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| 体重 | オス3〜4.5kg・メス2.5〜3.5kg(目安) |
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| 寿命 | アビ死なへん。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
ティックドの被毛
一本一本の毛に濃淡の帯が入るティックドタビーで、全体は単色のように見える。赤茶のルディがいちばん人気で、ほかにシナモン(レッド)、ブルー、フォーンがある。
つま先立ちのような体
CFAによると中型の短毛種で、しなやかで筋肉質。首は美しく弧を描き、足が長めで、つま先立ちで立っているように見えるのが特徴だ。
大きな耳と目元のライン
大きめでカップ形の耳、アーモンド形の目、目のまわりの縁取りが印象的。野性的で上品な顔立ちをつくっている。CFAの解説でも、とても頭のいい猫種とされる。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
根拠は弱いエジプトの壁画の猫に似ていることからそう語られてきたが、CFAは遺伝子研究でインド洋沿岸や東南アジアが起源と考えられていると説明している。似ているのは本当、子孫説は根拠が弱い。
おおむね正しいCFAの解説では、寝ているとき以外はつねに動き回る、とても活発な猫種とされる。ひざには乗っても長居はしない子が多いといわれるが、もちろん個体差はある。かまってほしいときは、前足でちょんと合図することも。
暮らし・お手入れのポイント
- 運動量が多いといわれるので、高い場所に登れるキャットタワーや、毎日しっかり遊ぶ時間を用意したい。
- 長時間のひとりぼっちは苦手な子もいるといわれる。留守が多い家庭は遊び相手や環境づくりを考えよう。
- 短毛だがダブルコートなので抜け毛はある。週に1〜2回のブラッシングで、つやのある被毛を保とう。
気をつけたい病気
アビシニアンとソマリでは、CEP290遺伝子の変異による網膜変性(進行性網膜萎縮)が知られ、遺伝子検査もある。ほかにアミロイドーシス、心筋症、甲状腺の病気、ピルビン酸キナーゼ欠損症(貧血を起こす遺伝性の病気)などが報告されている。見え方の変化や元気のなさに気づいたら、早めに動物病院に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。