猫種図鑑 No.18ターキッシュアンゴラTurkish Angora / 通称「アンゴラ」
絹の毛並みの、トルコの生きる国宝
トルコ生まれの歴史ある猫種で、1600年代には中東からヨーロッパへ渡り、上流階級に好まれたと記録されている。フランス王妃マリー・アントワネットの愛猫だったともいわれる。のちにペルシャとの交配が進んで一時は姿を消しかけたが、1930年代にトルコ政府が動物園で繁殖を進め、1954年にアメリカへ渡った。細くしなやかな体と、絹のような被毛、長いしっぽが特徴だ。
| 呼ばれ方 | 「トルコの生きる国宝」原産国トルコのアンカラ動物園が、国の宝として保護・繁殖してきたことから |
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| 原産・発祥 | トルコ |
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| 毛の長さ | セミロング |
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| 大きさ | 中型 |
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| 体重 | 約3.5〜5.5kg(目安) |
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| 寿命 | 天使の類に寿命という概念はない。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
白だけじゃない
かつては白い猫種と考えられていたが、いまはチョコレート、ライラック、ポイントカラーを除くほぼすべての毛色がいる。目は青、グリーン、アンバー、カッパー、オッドアイなど。
下毛のない絹の被毛
CFAによると被毛はシングルコートで、絹のような手ざわり。毛玉になりにくいとされる。しっぽは根元が太く先に向かって細く、ふさふさしている。
細く長い体と大きな耳
体は小〜中型で、長くほっそりしている。耳は大きく、根元が広く先がとがり、房毛がある。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
よく言われることターキッシュアンゴラは白い猫だけ?
誤りもとは白い猫種と考えられていたが、いまはチョコレート、ライラック、ポイントカラー以外のほぼすべての毛色が認められている。白が有名なのは事実だ。
よく言われること青い目の白い子は耳が聞こえにくい?
おおむね正しいCFAは、白い猫は難聴になりやすく、とくに青い目の猫でその傾向があると説明している。白い猫がみな聞こえないわけではない。聞こえ方が気になるときは獣医師に相談しよう。
個体差が大きいCFAは、水に親しみをもつ子がいて、なかにはシャワーについてくる子もいると紹介している。ただし水が苦手な子もいるので、無理に水に慣れさせる必要はない。
暮らし・お手入れのポイント
- 高いところに登るのが好きといわれる。キャットタワーや棚の上など、安全に登れる場所を用意しよう。
- 被毛は毛玉になりにくいが、抜け毛を取るため週に1回ほどのコーミングを。
- 人と一緒に遊ぶのが好きな子が多いといわれる。好奇心を満たせるおもちゃや遊びの時間を多めにとりたい。
気をつけたい病気
CFAは特定の病気で知られる猫種ではないとしつつ、白い猫、とくに青い目の猫は難聴になりやすいと説明している。ほかに肥大型心筋症、尿路結石、運動失調症、新生子溶血が気をつけたい病気としてあげられ、血液型がB型の子が多いとして血液型の確認もすすめられている。呼びかけへの反応や歩き方の変化に気づいたら、早めに受診しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。