猫種図鑑 No.23バーマンBirman
白い手袋の、ビルマの聖猫
ビルマ(現在のミャンマー)からフランスに渡った猫がはじまりとされる猫種。CFAによると、1919年ごろにビルマからフランスへ送られたつがいのうち、妊娠していたメスが基礎になった。1926年のパリのキャットショーで人気を集め、第二次世界大戦で絶滅寸前になったあと、ペルシャやシャムとの交配で立て直された。ポイントカラーと青い目、白い足先が特徴だ。
| 呼ばれ方 | 「ビルマの聖猫」ビルマ(ミャンマー)の寺院で僧侶を見守った猫の伝説から |
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| 原産・発祥 | ミャンマー(旧ビルマ)とされ、フランスで繁殖 |
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| 毛の長さ | セミロング |
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| 大きさ | 中型 |
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| 体重 | 約2.5〜6.5kg(目安) |
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| 寿命 | 猫又になる(多分)。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
白い手袋とレース
前足の先は白い「グローブ」、後ろ足は白が上まで伸びる「レース」と呼ばれる。CFAの基準では足先は純白であることが求められる。
毛玉になりにくい長い毛
被毛はセミロングからロングで、絹のような手ざわり。CFAによると下毛がないため絡まりにくく、長毛の猫種の中では抜け毛も少ないとされる。背中や脇にうっすら金色がかる「ゴールデンミスト」が好まれる。
子猫の名前は年ごとの頭文字
CFAによると、生まれた年ごとに決まったアルファベットで子猫の名前をつける、フランス由来の習慣を守るブリーダーが多い。大人になるまでに約3年かかる、ゆっくり成長する猫種でもある。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
よく言われることバーマンはビルマの寺院の聖なる猫?
根拠は弱い寺院で僧侶を守った猫の体が金色に、目が青に、足先が白くなったという言い伝えはよく知られている。ただし記録で確かめられるのは、20世紀はじめにフランスで繁殖が始まったあとの歴史だ。
言いすぎCFAによると下毛がないため毛玉になりにくく、週に1回のコーミングで足りることが多いとされる。とはいえ長い毛なので、週に2〜3回ブラッシングすると安心だ。
おおむね正しいCFAは、比較的静かな猫種で、多くはやわらかく上品な、さえずるような声で鳴くと説明している。人と過ごすのが好きで遊び好きな面もある。もちろんよく鳴く子もいる。
暮らし・お手入れのポイント
- 毛は絡まりにくいが長毛なので、週に2〜3回のブラッシングを。換毛期は回数を増やして毛球症を防ごう。
- 太りやすいといわれるので、ごはんの量を計り、体型をこまめにチェックしたい。
- 人と一緒にいるのが好きな子が多い。遊びやスキンシップの時間をしっかりとろう。
気をつけたい病気
CFAによると、肥大型心筋症などの検査が健康で多様な血統を保つのに役立ってきたという。ほかに尿石症、毛球症、皮膚病、白内障、股関節形成不全、脱臼などが報告のある病気・気をつけたい病気としてあげられている。疲れやすさや呼吸の変化、おしっこの異常、歩き方の変化に気づいたら、早めに動物病院に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。