猫種図鑑 No.17ソマリSomali
キツネしっぽのフォックスキャット
アビシニアンの中に生まれた長毛の子猫たちから育てられた猫種。長毛の遺伝子がどう入ったかははっきりしていないが、1960年代半ばにアメリカのブリーダーが本格的に品種づくりを進め、アビシニアの隣国ソマリアにちなんで名づけた。ティックドの被毛に豊かな飾り毛とふさふさのしっぽをもち、キツネにたとえられることが多い。
| 呼ばれ方 | 「フォックスキャット」えり巻きのような首まわりの毛と、ふさふさのしっぽがキツネに似ていることから |
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| 原産・発祥 | アビシニアンの長毛タイプから(アメリカなどで品種化) |
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| 毛の長さ | セミロング |
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| 大きさ | 中型 |
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| 体重 | 約2.7〜4.5kg(目安) |
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| 寿命 | 天使の類に寿命という概念はない。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
アビシニアンの長毛版
体つきや毛色の仕組みはアビシニアンと同じで、被毛がやわらかく長い。一本の毛に濃淡の帯が入るティックドで、光の当たり方で色が変わって見える。
キツネのようなしっぽ
首まわりの飾り毛と、ふさふさで大きなしっぽが特徴。つま先立ちで素早く動き、しっぽを高く上げて歩く姿は、まさにキツネを思わせる。
活発で頭がいい
CFAの解説では、閉まった戸棚を開けてしまうほど頭がよく、好奇心旺盛で大胆な性格といわれる。ひとりで遊ぶのも上手だが、人と遊ぶのがいちばん好きとされる。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
事実アビシニアンの中に生まれた長毛の子から育てられた猫種で、長毛の遺伝子は潜性。体つきや毛色の特徴はアビシニアンと共通している。毛の長さ以外は、アビシニアンと同じ魅力をたっぷりもっている。
個体差が大きいCFAの解説では水に興味を示す子が多く、蛇口をひねって水が落ちるのを眺めることもあるという。ただし水が苦手な子もいるので、無理に濡らすのはやめよう。水飲み場をいくつか用意するのもおすすめだ。
暮らし・お手入れのポイント
- やわらかいセミロングの被毛なので、週に数回のブラッシングで毛玉と毛球症を予防しよう。
- 運動量が多いといわれるので、上下運動できる環境と、一緒に遊ぶ時間を毎日用意したい。
- 食欲旺盛で太りやすい子もいるといわれる。水飲み場を複数用意し、体重もこまめにチェックしよう。
気をつけたい病気
アビシニアンと同じく、CEP290遺伝子の変異による網膜変性(進行性網膜萎縮)が知られている。ほかに、まれではあるもののピルビン酸キナーゼ欠損症(貧血を起こす遺伝性の病気)や、重症筋無力症、巨大食道症、尿路の病気なども報告がある。見え方や元気、食欲の変化に気づいたら、早めに動物病院に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。