猫種図鑑 No.13シャルトリューChartreux
ほほえむ顔の、フランスのブルーの猫
フランスで古くから知られてきたブルーの短毛種。16世紀には文献にフランスのブルーの猫が登場するとされ、計画的な繁殖は1920年代に始まった。ブルターニュ沖のベル・イル島で地元の猫を育てたレジェ姉妹の繁殖が、記録に残る最初のものとされる。毛色はブルーだけ、目はゴールドからカッパー。北米には1970年に渡り、CFAでは1987年にチャンピオンシップの資格を得た。
| 原産・発祥 | フランス |
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| 毛の長さ | 短毛 |
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| 大きさ | 中型 |
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| 体重 | 2.5〜6.5kg(目安。オスはメスよりかなり大きい) |
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| 寿命 | 永遠。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
毛色はブルーだけ
明るいアッシュから濃いスレートまで、どの濃さのブルーグレーも認められ、毛先はうっすら銀色を帯びる。濃さよりも色の澄み具合が重んじられる。
羊毛のような二重の被毛
密でウールのような手ざわりの被毛で、下毛が体を守り、水をややはじく。CFAは、毛が羊毛のように割れると表現している。
がっしりした体に細めの足
肩幅が広く胸の深い、しっかりした体に、比べると細めで短い足。その姿から「つまようじに乗ったじゃがいも」というあだ名もある。頭は広く丸く、鼻先に向かって細くなる。
ほほえんで見える顔
口元の形から、やさしくほほえんでいるような表情に見える。CFAは、そのため「フランスのほほえむブルーの猫」と呼ばれてきたと紹介している。
ゆっくり完成する
成熟まで3〜5年かかり、被毛が整うのにも年数がかかる。いちばん見栄えがするのは4〜5歳ごろとされる。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
よく言われること修道院で修道士と暮らし、沈黙の誓いを立てた猫?
根拠は弱いよく知られた言い伝えだが、CFAはこれを伝説としている。名前の由来も、カルトゥジオ会(シャルトリューズ修道院)からという説のほか、毛並みに似たスペインの羊毛の名前からという説があり、はっきりしていない。
よく言われることシャルトリューはほとんど鳴かない?
おおむね正しいCFAによると、小さな声をたまに使う子が多く、ほとんど鳴かない子もいる。そのぶん、つぶやくような声や鳥のような短い声、目やしぐさで気持ちを伝えるという。よく鳴く子がいても、それも個性だ。
よく言われることブルーの短毛なら、ロシアンブルーやブリティッシュショートヘアと同じ?
誤り別の品種だ。シャルトリューの目はゴールドからカッパーで、緑の目のロシアンブルーとは違う。ブリティッシュショートヘアとは、戦争で数が減った時期に交配されたこともあり、FIFeは1970年に一度まとめたが、フランスのブリーダーの反対と研究を受けて1977年に別々の基準に戻した。
暮らし・お手入れのポイント
- ふだんのお手入れは週1〜2回のブラッシングが目安。春と秋の換毛期は抜け毛が増えるので回数を増やし、目の粗い金属のコームでとかすと毛玉や毛球症の予防になる。
- 水をはじく被毛でぬれにくく、ふだんのシャンプーはほとんど要らないことが多い。
- 狩りの得意な猫種とされる。じゃらし系のおもちゃで遊ぶ時間をつくろう。
- おとなになって体重が増えすぎる子もいる。がっしりした体で太って見えにくいので、体重と体型を定期的に確かめよう。
気をつけたい病気
全体には丈夫な猫種とされるが、膝のお皿がずれる膝蓋骨脱臼が一部で見られ、遺伝性があるとされる。ほかに下部尿路症候群、心房中隔欠損症が気をつけたい病気として紹介されている。歩き方の変化や足をかばうしぐさ、トイレの回数やおしっこの様子がいつもと違うときは、早めに動物病院に相談しよう。寿命の目安は12〜15歳ほど。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。