猫種図鑑 No.28ペルシャPersian
長毛界の、猫の王様
100年以上にわたって「美しい猫」の代名詞であり続けてきた長毛種。名前は原産とされるペルシャ(現在のイラン周辺)から来ているが、ヨーロッパに渡った経緯ははっきりしていない。1906年にCFAが設立されたときの最初の品種のひとつでもある。豊かな被毛、丸い頭と大きな丸い目、短い鼻が特徴で、ポイントカラーの子はヒマラヤンとも呼ばれる。
| 呼ばれ方 | 「猫の王様」豪華な長い毛並みと、堂々とした風格から |
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| 原産・発祥 | ペルシャ(現在のイラン周辺)とされる。諸説あり |
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| 毛の長さ | 長毛 |
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| 大きさ | 中型 |
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| 体重 | オス5〜7kg・メス3〜5kg(目安) |
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| 寿命 | 神様の類に寿命という概念はない。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
どこを見ても丸い
CFAの基準では、目も頭もマズルも体も、耳の先までが丸い印象であることが求められる。大きな丸い目が顔の中央にある。その表情は、とびきりやさしい印象だ。
短くずんぐりした体
胸が広く筋肉質で、短く骨太な足は「木の幹」にたとえられる。しっぽも短めで、ふさふさの毛におおわれている。足はしっかり床につけていたいタイプとされる。
色の種類がとても多い
CFAでは単色、タビー、シルバー&ゴールデン、シェーデッド&スモーク、パーティカラー、キャリコ&バイカラー、ヒマラヤンの7部門に分かれている。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
言いすぎおだやかで床にいるのが好きな子が多いといわれるが、おもちゃを追いかけて遊ぶこともある。ずっと寝ているわけではなく、遊ぶ時間も大事だ。CFAも、台所のカウンターに乗ったりカーテンを登ったりするタイプではないと紹介している。
事実長く豊かな被毛は、放っておくとすぐ毛玉になる。CFAも、子猫のころからお手入れに慣れさせることが大事だと説明している。毎日のブラッシングが基本と考えておこう。お手入れの時間は、そのまま甘えの時間にもなる。
暮らし・お手入れのポイント
- 毎日のブラッシングで毛玉を防ぐ。お尻まわりの汚れも、こまめにチェックしてきれいにしてあげたい。
- 鼻が短く涙が出やすいので、やわらかいガーゼなどで目元を毎日やさしくふく習慣をつけよう。
- 長毛で暑さに弱いといわれる。夏はカーテンで直射日光をさえぎり、エアコンで快適な室温を保とう。
気をつけたい病気
ペルシャに多い遺伝性の病気として多発性嚢胞腎が知られ、原因となるPKD1遺伝子の変異が2004年に報告されている。いまは遺伝子検査がある。鼻が短い骨格のため流涙症も起こりやすく、毛球症、尿路結石、白内障なども報告がある。初期は症状が目立たない病気もあるので、定期的な健康診断で獣医師に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。