猫種図鑑 No.05エキゾチックショートヘアExotic Shorthair / 通称「エキゾ」
パジャマを着たペルシャ
1950年代、アメリカのペルシャのブリーダーがアメリカンショートヘアと交配したことから生まれた猫種。その後はペルシャと交配を重ねたため、体つきはペルシャとほぼ同じで、毛だけが短めのふかふかな被毛になっている。CFAではいま単に「エキゾチック」と呼ばれる。長毛のお手入れは大変だけれどペルシャの顔が好き、という人たちに愛されてきた。
| 呼ばれ方 | 「パジャマを着たペルシャ」ペルシャの顔立ちのまま、短くお手入れしやすい毛をまとっていることから |
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| 原産・発祥 | アメリカ |
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| 毛の長さ | 短毛 |
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| 大きさ | 中型 |
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| 体重 | オス4.5〜7kg・メス3〜6kg(目安) |
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| 寿命 | エキゾチックロングライフ。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
ペルシャと同じ体つき
CFAの基準は被毛以外ペルシャと同じ。短くがっしりした体に、丸く大きな頭、鼻は短く、目と目の間にくぼみがある。CFAではこのつくりから長毛種の部門に入れている。
ぬいぐるみのような被毛
被毛は中くらいの長さで密度が高く、豊かな下毛で体から立ち上がるように生える。テディベアのような見た目のもとだ。ペルシャよりお手入れしやすいとCFAも紹介している。
色のバリエーションが豊富
ペルシャと同じく、単色、タビー、シルバー、キャリコ、バイカラー、ポイントなど多くの色と柄に分かれている。顔が同じでも色が違えば、印象はがらりと変わる。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
言いすぎペルシャよりずっと楽なのは本当だが、下毛が多いので抜け毛はしっかりある。鼻が短いぶん涙があふれやすく、目元のお手入れも日課になりやすい。「楽」と「ゼロ」は別物だ。
おおむね正しいCFAの解説では、声よりも大きな目で語りかける猫種で、のどを鳴らす音は聞こえても鳴き声はまれとされる。もちろん個体差はある。ほかの動物には最初は控えめでも、少しずつ慣れていく子が多いという。
暮らし・お手入れのポイント
- 鼻が短く涙があふれやすいので、やわらかいガーゼなどで目元を毎日やさしくふいて、涙やけを防ぎたい。
- 下毛が多いので、週に数回のブラッシングで抜け毛をケア。換毛期は回数を増やして毛球症を防ごう。
- 鼻が短い猫は、暑さや呼吸の負担に弱いことがあるといわれる。夏はエアコンで室温管理をしっかりと。
気をつけたい病気
鼻が短い骨格のため、涙の通り道(鼻涙管)が狭くなり流涙症になりやすいといわれる。ペルシャの血を引くことから、多発性嚢胞腎も気をつけたい遺伝性の病気で、遺伝子検査も行われている。ほかに肥大型心筋症、尿路結石、白内障も報告がある。定期的な健康診断で腎臓や心臓の状態を獣医師に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。