猫種図鑑 No.34ラパーマLaPerm
生まれつきのパーマヘア
1982年、アメリカ・オレゴン州の農場で、リンダ・コールの飼い猫から生まれた子猫カーリーがはじまりの猫種。生まれたときはほとんど毛がなかったが、生後4か月ごろには全身が巻き毛におおわれた。巻き毛の猫が増えるうちに新しい猫種と気づいたコールが繁殖を管理し、ラパーマと名づけた。CFAの登録開始は2000年。短毛と長毛がいて、毛色は多彩だ。
| 呼ばれ方 | 「ジプシーシャグ」もじゃもじゃした独特の巻き毛から |
|---|
| 原産・発祥 | アメリカ(オレゴン州) |
|---|
| 毛の長さ | 短毛・長毛 |
|---|
| 大きさ | 中型 |
|---|
| 体重 | 約2.5〜4.5kg(目安) |
|---|
| 寿命 | 猫又になるかも。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
|---|
確かな特徴
ふんわり立ち上がる巻き毛
CFAの基準では、被毛は体から浮くように軽く弾み、指を通すと地肌まで届く。巻き方はゆるやかな波からきつい巻き毛までさまざまだ。
短毛と長毛がいる
長毛はえり巻きのような毛とふさふさの尾、短毛はボトルブラシのような尾が特徴。どちらも自然に起きた突然変異による巻き毛で、毛色はすべての色が認められている。
大人になるまで2〜3年
CFAによると、成熟までに2〜3年かかり、メスのほうが早く大人になる。体は中くらいの大きさで、骨格もほどほどのバランス型だ。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
おおむね正しいCFAは、巻き毛が抜けた毛を保つため抜け毛は少なく、毛玉にもなりにくいと説明している。ただし毛が絡まりやすいとする解説もあり、お手入れがいらないわけではない。
誤り長毛と短毛の両方がいる。短毛にも巻き毛があり、尾はボトルブラシのような形になる。
暮らし・お手入れのポイント
- ブラッシングは、歯の1本1本がくるくる回るコーム(回転歯コーム)などで、抜ける毛だけをやさしく取るのがよいとされる。歯が回るので巻き毛に引っかかりにくい。強く引っぱらないようにしよう。
- 活発で狩りの本能が強い子が多いといわれる。じゃらし遊びなどで体を動かす時間をつくりたい。
- 人が好きでひざの上でくつろぐ子もいる。遊びとスキンシップの両方を、その子のペースで。
気をつけたい病気
CFAは、遺伝的な多様性のある猫種で特定の健康問題はまだ知られていないとしている。一方で、毛球症、下部尿路疾患、猫風邪、脱毛などが気をつけたい病気としてあげられている。また、貧血を起こすピルビン酸キナーゼ欠損症の遺伝子変異がラパーマでも見つかっており、検査がすすめられる猫種にあげられている。元気や食欲の低下、歯ぐきの色が白っぽいなどの変化があれば、早めに獣医師に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。