猫種図鑑 No.02ラグドールRagdoll / 通称「ラグ」
青い目のでっかいぬいぐるみ
1960年代にアメリカ・カリフォルニアのブリーダー、アン・ベイカーが作出した猫種。名前は英語で「ぬいぐるみ」の意味。全員が青い目で、顔や足先、しっぽの色が濃いポイントカラーをもつ。体の大きな猫種のひとつで、成長がゆっくりなのも特徴だ。おだやかな性格といわれることが多いが、実際の性格は一匹ずつ違う。
| 呼ばれ方 | 「犬のような猫」飼い主の後をついて歩き、呼ぶと来るような人なつこさから |
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| 原産・発祥 | アメリカ(カリフォルニア) |
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| 毛の長さ | セミロング |
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| 大きさ | 大型 |
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| 体重 | オス6〜9kg・メス4.5〜6kg(目安。10kg近い子も) |
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| 寿命 | 猫又になる(多分)。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
目は青だけ
ラグドールの目の色は青のみ。CFAの基準でも青以外の目は認められていない。ポイントカラーに白い模様が入るパターンもある。
子猫は白っぽく生まれる
ポイントカラーの猫は生まれたときは全身が白っぽく、成長とともに顔や耳、足先、しっぽの色が出てくる。毛色が完成するのは2〜3歳ごろといわれる。
大人になるまで3〜4年
体が完成するまでに3〜4年かかるといわれる、成長のゆっくりな猫種。胸が広く骨太で、オスでは9kgを超える子もいる。メスはひとまわり小さいことが多い。
絹のような手ざわり
セミロングの被毛は長いオーバーコートが中心で、下毛は多くないとされる。そのぶん毛玉になりにくく、さらっとした手ざわりだ。
毛色と模様の呼び名
| 呼び名 | どんな毛色・模様? |
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| カラーポイント | 耳・顔(マスク)・足・しっぽが濃い色になる模様。白い部分はない。ラグドールはどの模様でも、必ずこの「ポイント」がある。 |
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| ミテッド | カラーポイントに、白い前足(ミトン)と白いあごが加わった模様。あごの白はお腹の白い線につながる。 |
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| バイカラー | 顔に白い逆V字が入り、足やお腹も白い模様。濃い色は耳・しっぽ・マスクと、背中のあたりに出る。 |
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| バン | 白の多い模様。濃い色は耳・しっぽ・マスクだけで、ほかは真っ白に近い。 |
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| ポイントの色 | シール(こげ茶)、ブルー(グレー)、チョコレート、ライラック(淡いグレー)、レッド、クリームの6色。それぞれに、しま模様の「リンクス」と、まだらの「トーティ」もある。 |
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| 色が出そろうまで | 子猫は白っぽく生まれ、色はゆっくり濃くなる。CFAによると、毛色が出そろうのは2歳ごろ。 |
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ほかの猫種にも出てくる呼び名(タビー・ポイントなど)は、猫の毛色と模様の呼び名にまとめています。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
よく言われること抱っこするとぬいぐるみのように脱力する?
言いすぎ作出者が「祖先の猫は抱くとだらんとした」と語ったことが名前の由来だが、CFAは、いまのラグドールの多くに当てはまる特徴ではないと説明している。抱っこ好きかどうかは個体差だ。
個体差が大きいおだやかで静かといわれることは多いが、よく鳴く子もいる。声の大きさや鳴く頻度は性格や環境によって違うので、品種だけで決めつけないほうがいい。気になる鳴き方が続くときは体調の変化も疑ってみよう。
暮らし・お手入れのポイント
- 大きく重くなるので、キャットタワーは高さより安定性を優先。爪とぎやトイレも大きめのものを。
- セミロングなので週に数回のブラッシングを。換毛期は毛球症予防のためにも回数を増やしたい。
- 成長に時間がかかるぶん、子猫期〜若いころの体重の変化を記録しておくと体調管理に役立つ。
気をつけたい病気
ラグドールでは、肥大型心筋症に関わるMYBPC3遺伝子の変異が2007年に報告されている。心筋が厚くなる病気で、疲れやすさや呼吸の変化などが出ることがあるが、初期は気づきにくい。遺伝子検査や心臓の超音波検査について、かかりつけの獣医師に相談しておくと安心だ。ほかに尿路結石症や毛球症も報告がある。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。