猫種図鑑 No.32メインクーンMaine Coon
ジェントルジャイアント、やさしい巨人
アメリカ北東部の厳しい冬に適応してきた、血統猫の中でもいちばん大きいとされる猫種。1850年代からの記録があり、1895年のアメリカ最初のキャットショーでも最優秀に選ばれた。大きな体とふさふさのしっぽ、耳先の飾り毛が目印。「やさしい巨人」と呼ばれ、人なつこいといわれることが多いが、性格は一匹ずつ違う。
| 呼ばれ方 | 「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」体はとても大きいのに、性格は穏やかでやさしいといわれることから |
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| 原産・発祥 | アメリカ(メイン州などニューイングランド地方) |
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| 毛の長さ | 長毛 |
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| 大きさ | 大型 |
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| 体重 | オス6〜8kg・メス3.5〜5.5kg(目安。9kgを超える子も) |
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| 寿命 | そんなことより、可愛い。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
血統猫でいちばん大きい
CFAはメインクーンを最大の血統猫としている。成長に3年ほどかかり、成猫のオスでは9kgを超えることも珍しくない。メスはやや小さめ。
雪国仕様の毛としっぽ
肩のあたりは短く、お腹や後ろ足は長い被毛で、しっぽは長くふさふさ。大きく飾り毛のある足先は、雪の上を歩くのに向いているといわれる。
大きな耳とリンクスティップ
耳はとても大きく、先にオオヤマネコ(リンクス)のような飾り毛「リンクスティップ(リンクスチップ)」があることが多い。耳の内側から生える飾り毛は「イヤータフト」と呼ばれる。頭はやや四角く、マズルはがっしり。大きく表情ゆたかな目が、賢そうな印象をつくっている。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
よく言われることアライグマとのハーフだから「クーン」?
誤りしましまのふさふさしっぽがアライグマ(ラクーン)に似ていることから生まれた説だが、CFAは遺伝的にありえないとしている。名前の由来は俗説で、実際は船でやってきた猫たちがルーツとされる。
個体差が大きいCFAの解説では、蛇口のしずくを眺めたり、おもちゃを水につけたりする子が多いとされる。ただし水が苦手な子もいるので、無理にお風呂に入れるのはやめておこう。シャワー中に入ってこようとする子もいるという。
暮らし・お手入れのポイント
- 体が大きいので、トイレやキャリー、キャットタワーは大型サイズで丈夫なものを選びたい。
- 長毛なので週に数回以上のブラッシングを。お腹や後ろ足の長い毛は毛玉になりやすい。
- 暑さが苦手な傾向があるので、夏は室温を管理し、ひんやりできる場所をつくってあげよう。
気をつけたい病気
肥大型心筋症や多発性嚢胞腎は、発症に遺伝的な要因が大きいとされる病気で、メインクーンで気をつけたいものとして紹介されることが多い。海外では、メインクーンで肥大型心筋症に関わる遺伝子変異も報告されている。ほかに脊髄性筋萎縮症、椎間板ヘルニア、熱中症、毛球症なども報告がある。心臓の検査を含めた定期的な健康診断について獣医師に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。