猫種図鑑 No.08コーニッシュレックスCornish Rex / 通称「コーニッシュ」
さざ波ヘアの、猫界のグレイハウンド
1950年、イギリス・コーンウォール州のニーナ・エニスモアの農場で、巻き毛のオスの子猫カリバンカーが生まれたのがはじまり。母猫と交配すると巻き毛の子がさらに生まれ、1956年にはアメリカにも渡った。CFAの登録開始は1962年。上毛(ガードヘア)のない、細かく波打つやわらかい被毛と、アーチを描く背中、長く細い足が特徴で、グレイハウンドにたとえられる。
| 呼ばれ方 | 「猫界のグレイハウンド」細身で脚と胴が長い体つきが、猟犬のグレイハウンドに似ていることから |
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| 原産・発祥 | イギリス(イングランド・コーンウォール州) |
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| 毛の長さ | 短毛 |
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| 大きさ | 小型 |
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| 体重 | オス3.1〜4.5kg・メス2.5〜3.5kg(目安) |
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| 寿命 | 氷河期が来るまで。寿命は一匹ずつの体質や暮らし方でも大きく変わります。猫全体の平均は14〜15歳ほど(アニコム・ペットフード協会の調査)。長生きの子は20歳を超えても元気なことが珍しくなく、記録では38歳まで生きた猫もいます(ギネス世界記録)。猫の年齢換算 |
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確かな特徴
上毛のない波打つ被毛
CFAによると、被毛は短くとてもやわらかく、ガードヘアと呼ばれる上毛がまったくない。体にぴったり沿った、そろった細かい波(マーセルウェーブ)になる。抜け毛は少ないとされる。
グレイハウンドのような体
背中は自然なアーチを描き、足は長く細い。卵形の頭に、高い位置についた大きな耳と大きな目が目立つ。見た目は華奢だが、持つと意外にずっしりしていて、触ると温かいとCFAは紹介している。
くっついていたい遊び好き
頭がよく活発で、人に触れていたがることから「ベルクロ(マジックテープ)キティ」と呼ばれることがあるという。新しい遊びを探し続けるような子も多い。
よく言われる傾向
※紹介でよく言われる傾向を編集部が5段階にしたもの。性格は同じ猫種でも一匹ずつちがいます。
よくある誤解
よく言われることコーニッシュとデボンは同じ巻き毛?
誤りどちらもイギリス生まれの巻き毛の猫種だが、原因の遺伝子が違う。2013年の研究で、コーニッシュレックスの巻き毛はLPAR6遺伝子の変異によるものと特定され、デボンレックスのKRT71遺伝子とは別だと示されている。
よく言われること巻き毛だからブラッシングは念入りに?
誤りCFAは、定期的なコーミングは必要ないと説明している。上毛がなく被毛がデリケートなため、強くブラッシングしすぎないほうがよいとされる。
事実CFAによると、上毛がないため寒いと体が冷えやすく、日差しから肌を守る力も弱い。冬の室温と、窓辺での強い日差しに気を配りたい。
暮らし・お手入れのポイント
- 寒さと紫外線に弱いとされる。冬は暖かい寝床を用意し、日当たりのよい窓辺では長時間の直射日光を避けよう。
- 被毛は繊細なので、ブラッシングは力を入れすぎず、回数も控えめに。耳あかがたまりやすいとされるので、耳のチェックはこまめに。
- 活発で遊び好きな子が多いといわれる。上下運動ができる場所と、毎日の遊びの時間を用意したい。
気をつけたい病気
CFAは遺伝性の病気が知られていない丈夫な猫種と説明しているが、肥大型心筋症、下部尿路症候群、皮膚病、骨折などは報告のある病気としてあげられている。上毛がないぶん、日焼けや寒さによる体調の変化にも気をつけたい。皮膚の赤みや、おしっこの回数・色の変化、疲れやすさに気づいたら、早めに獣医師に相談しよう。
※一般的な情報です。個体差があります。健康のことは、かかりつけの獣医師に相談してください。